目のアレルギー

 目のアレルギーとは、花粉、犬、猫、鳥の毛、家の中のほこりやダニなどによっておこる病気で、とてもかゆくなり涙が出ます。こすりかたがひどいと、ゴミが入ったようにコロコロしますし、時には、白目が腫れて水膨れのようになります。この水膨れは、4、5時間で自然にひいていきますし、失明の恐れはまずありませんので、ご安心ください。目にこれらのような症状がでた場合、同時に、クシャミ、鼻水、鼻づまりやゼンソクのような咳が出ることもあります。みかけは風邪とそっくりですが、熱はでても37度1、2分ぐらいの微熱のことが多く、ふつうの風邪薬をのませても効きめが少ないようです。

 毎年、春になると、新聞やテレビなどで杉花粉症のことが話題にあがりますが、金沢には少ないように思われます。石川県で一番花粉症が多い季節は、5月の末から6月の始めの頃で、主にカモガヤによるものです。梅雨の頃から8月にかけては、ダニやかびがアレルギーの原因となることが多いようです。花粉症やアトピーの子供はプールの消毒液にも敏感に反応するようで、プールに入ったあと、充血、かゆみ、ころつきを訴えることもよくあります。9月の稲の取り入れの頃は、ブタクサ、ヨモギなどが原因となります。冬になり、暖房をしはじめて、家の中が急に暖まるとかゆくなることがあります。この原因は家の中のほこり、主にダニによるものでしょう。

 花粉症は、4、5才位からでてくることが多いようです。アトピー体質の人はとくにでやすいようです。一度、花粉症になりますと、毎年同じ時期にかゆみなどが出てきます。

 季節型の場合は、出来るだけ外に出ないように心がけ、また、外に出るときには、めがねや特殊なマスクをするなどの予防が必要です。それでも、かゆみなどが止まらない場合は、お医者さんにかかって薬を貰うほうが良いでしょう。目薬だけの場合もありますし、飲み薬も一緒に出されることもあります。人によっては、毎年型といって、一年中かゆみを訴える場合もあります。これは主に、家の中のほこりや、ダニによることが多いのですが、こまめに掃除することが肝心です。

 目のアレルギーは、アレルギー性結膜炎ともいわれ、体質と環境に左右される病気です。ですから、同じ結膜炎といっても、いわゆる、はやり目などのように、ほかの人にうつったりはしませんので、タオルを変えなくてもよろしいですし、お風呂もプールにも入っても構いません。

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