がん検診について

 成人病検診と同様にがん検診も大切な検診です。現在は老人保健法という法律で女子の子宮がんは30歳から、その他のがん検診は男女ともに40歳以上の方が一年一回受けることができます。
 現在は男性は 胃、肺、大腸、女性は 胃、肺、子宮、乳房、甲状腺のそれぞれのがん検診が受けれます。
 石川県での死亡者のトップはがんで28%、2位の脳血管障害の16%、3位の心疾患15%を大きく離しています。

がん検診による早期発見
 がんの1〜2.5割はがん検診で発見されます。何か症状があり、病院や医院で見つかるがんと比べれば検診で発見されるがんは当然早期がんが多いと考えられます。次の表は平成4〜6年の石川県のがん検診のデータです。

がん患者(病院等)がん検診
患者数早期がんの割合がん発見数早期がんの割合
胃がん293537.2%30258.9%
子宮がん37435.3%9169.2%
肺がん163929.9%14850.0%
乳がん691-5440.7%
大腸がん178814.3%19548.2%
(注:石川県地域がん情報管理事業報告書より)

 明らかにがん検診で見つかる早期がんの割合病院などで見つける早期がんの割合を大きく上回っています。
 検診を受ける必要性がよくお判りになったと思います。
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