令和元年度石川県医師会医療功労者表彰式

会長 祝辞

    令和元年度石川県医師会医療功労者表彰式の開会に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。

    本日は、ご多用のところ、このお暑い中、本会にご出席賜り誠に感謝申し上げます。そして、日本医師会の横倉義武会長におかれましては、ご多忙の日程の中、石川県にお越しいただき、誠にありがとうございます。

    わが横倉丸は、乗組員一同全員士気が高く、この荒海の中、あるべき医療の姿を求めて漕ぎ出しておりますことをご報告いたします。また、谷本正憲石川県知事をはじめ、山野之義金沢市長、そして多くの医療関係団体を代表する皆様におかれましても、お忙しい中ご臨席を賜り心から御礼を申し上げます。

    皆様方には、平素から本会の運営や事業に格別のご理解とご支援・ご協力を賜わりますとともに、それぞれのお立場で地域医療の充実・発展にご尽力をいただいておりますことに、この場を借りて改めまして敬意を表し、厚く御礼を申し上げます。

    本日の表彰式につきましては、石川県医師会が創設された明治40年7月28日に因み、毎年、この時期に開催しております。永年に亘り地域医療に貢献された先生方や、日々、医療の現場で患者様を支えていただいている職員の皆様方、そして叙勲を受けられた先生方や長寿会員の先生方、384名の皆様のご功績に改めて心から敬意と謝意を表するところでございます。

    また、5名の先生方が、医療功労者として県知事表彰の栄に浴することとなり、県当局のご配慮に心から感謝申し上げます。

    さて、2025年団塊の世代が後期高齢者に入り、その15年後には本格的に労働人口の減少の時代がやってきます。そのため厚労省は、地域医療構想・働き方改革・医師偏在対策の3本柱の改革に取り組んでおります。まるで一つの波が泡立ちながら打ち寄せ、その波がひかない先から次の波、次の波が押し寄せております。その波が作る渦に地域医療が巻き込まれ崩壊しないように、日本医師会、郡市医師会と情報交換・情報共有を行い、県の行政や大学と緊密な連携を取りながら、慎重に舵を切っていく必要があります。このため、皆様方におかれましては、引き続き、本会の活動に変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上る次第であります。

    最後に、本日、お忙しい中を多くの皆様にご出席いただきましたことに重ねて御礼を申し上げますとともに、皆様方の今後益々のご健勝とご活躍を心から祈念申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。

    令和元年7月28日

    石川県医師会 会長 安田 健二

被表彰者

    会員の部

        郡市医師会氏名医療施設名
         金沢市医師会  岡田 博司  岡田内科クリニック 
         金沢市医師会  竹田 康男  医療法人社団竹田内科クリニック 
         金沢市医師会  岩田  章  金沢赤十字病院 
         小松市医師会  金戸 善之  かねとクリニック 
         能登北部医師会  生垣 博行  生垣医院 
        郡市医師会氏名勲  等受章年月日
        金沢市医師会 廣瀬 源二郎  瑞宝小綬章  平成30年11月3日 
        能登北部医師会 舛谷 一宏  旭日双光章  平成30年11月3日 
        金沢市医師会 木田  寛  瑞宝中綬章  令和元年5月21日 
        金沢市医師会 山田 哲司  瑞宝中綬章  令和元年5月21日 
        河北郡市医師会 紺谷 一浩  旭日双光章  令和元年5月21日 

    医療従事者の部

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