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本年5月から理事会で推挙されて新しく医師会長を拝命した、きだ整形外科クリニックの木田泰弘と申します。昨今、我が国も四人に一人が老年人口という超高齢化社会になって社会が大きく様変わりを迎え、医療や介護の制度も大きな変換期を迎えております。

私たちの能美市や川北町においても地域包括ケアシステムという医療や福祉の分野を総合的に俯瞰し、地域の特徴を生かした体制を作る動きが始まりました。

平成23年から始まった元会長の水生毛直則先生が代表である多職種の勉強会であるMCN(メモリーケアネットワーク)は能美市の地域包括支援体制のなかで地域医療・介護の専門部会として重要な役割を果たしております。また松田健志前会長が代表である糖尿病の病診連携から始まった糖尿病重症化予防のためのかけはしネットワーク能美は市、町と協力しながら職域を超えた活動で、昨年の国の中央社会保険医療協議会総会(第348回)資料(p.58)にモデルケースとして取り上げられました。このように私達の活動は県の内外で高い評価を受けており、これからもこれらの活動の継続が期待されております。

私達、能美市医師会は地域の皆様の「生命と健康を守る事」を理念とし、「社会的共通資本」である、27名の開業医と能美市立病院、芳珠記念病院の2つの総合病院、療養型が主の寺井病院が連携し、それぞれの専門性を医師会というくくりでうまく融合させて活動を行っていきたいと思っておりますのでこれからも温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

平成30年6月 能美市医師会長 木田泰弘

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