会長挨拶
白山ののいち医師会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
少子高齢化が進む日本。人口構成や疾病構造が大きく変化しています。医療も従来の「命を救う」医療から、「人生を支える医療」へと変わりつつあります。
世の中には薬が沢山あります。同じ病名でも、処方する薬は医療機関によりまちまちです。不可解に感ずることもあろうかと思います。できれば統一したいものです。医師会は松任石川中央病院、薬剤師会、歯科医師会、行政の方々などと協議し、安全、安価で効果に優れ、安定供給可能な薬を数種類に絞り込む作業(しらやまフォーミュラリ)を進めています。
認知症は大きな社会問題です。白山市では松任石川中央病院を中心に、かかりつけ医とも協力しながら、認知症前段階であるMCIに注目。「あたまとからだの健康増進事業」を実施しています。予防や進行抑制効果が期待されています。
死は誰にも訪れます。人生最終段階が近づいた時、慌てないためにも、予め自身の思いを「形」にしておくことが大切です。エンディングノートが行政窓口などに置いてあります。一度手にしてみて下さい。
急な体調不良の際、救急車要請に迷うことはありませんか?そんな時は♯7119(救急安心センター)も活用下さい。専門家から助言を受けることができ、適切な受診行動につながります。
マイナ保険証や電子処方箋、電子的医療情報共有など医療DXの進化は急速です。一方で安心して穏やかに暮らせる社会には、人と人とのつながりが不可欠です。効率化は大事ですが、住民お一人おひとりが他人を思い遣る"こころの余裕"も持ち合わせたいものです。
白山ののいち医師会は、住民の皆様が急性期から回復期、慢性期、在宅に至るまで安心して暮らせる地域づくりを目標に、医療機関同士の連携を深めながら、日々の診療にあたっています。今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
白山ののいち医師会会長 古澤明彦