学校において予防すべき感染症

【第一種】

【第二種】

【第三種】

【その他の感染症】


流行性角結膜炎

感染症類型五類感染症(定点把握)
学校において予防すべき伝染病の種類第三種

ウイルス性の角膜炎と結膜炎が合併する眼の感染症。学校ではプール施設内で感染することが多い。人から人への感染も多く見られる。
病原体アデノウイルス
潜伏期間2〜14日
感染経路まつ感染、接触感染。プール水、手指、タオルなどを介して感染する。
ウイルス排出は初期の数日が最も多いが、その後、便からは数週間、長い場合は数か月にわたってウイルスの排出が続くこともある。
症状・予後急性結膜炎の症状で、結膜充血、まぶたの腫ちょう、異物感、流涙、めやに、耳前リンパ節腫ちょうなどがある。角膜炎後の角膜混濁により視力障害を残す可能性がある。有効な治療薬はなく、対症療法が行われる。診断は臨床症状によりなされるが、アデノウイルス抗原の迅速診断キットがある。
予防法・ワクチン接触感染の予防のため、手洗い、タオルなどの共用はしない。ワクチンはない。
登校(園)の基準眼の症状が軽減してからも感染力の残る場合があり、医師において感染のおそれがないと認められるまで出席停止とする。なお、このウイルスは便中に1か月程度排出されることもまれではないので、登校(園)を再開しても、手洗いを励行する。