会長挨拶

会長挨拶

会長 古澤 明彦

白山ののいち医師会ホームページにようこそ。当医師会は白山及び野々市両市の開業医と勤務医(公立2.私立4病院)合わせて273名の会員で構成されています。
7つの綱領がありますが、具体的内容として①特定健診.がん検診②救急.当番医③ワクチン接種④乳幼児健診.学校医.学校保健⑤産業医.警察医⑥介護との連携事業⑦公衆衛生や保健事業における行政との各種協議などさまざまです。
ごく一部を紹介します。胃癌検診では早期から内視鏡検診を導入。金沢大学.公立松任石川中央病院から協力を得ながら精度管理を行い、早期を含め例年多くの癌発見につながっています。精神科領域では対応困難な認知症や高齢者精神疾患が問題です。専門医療機関であるときわ病院を中心に関連する多職種が一同に会し事例検討会を定期的に開催。地域の一員としてどのような介入や援助が出来るか、すべきかなどを議論しています。市民向けには健診への積極的参加並びに必要に応じて保健指導を勧奨。また年1回救急フェアを開催。心配蘇生やAEDなどの模擬体験を通し、救急措置の普及活動を行なっています。
昨年(2023)新型コロナは5類に移行しました。コロナ禍で多くを失いましたが、得るものもありました。一つはかかりつけ医を含む多くの医療機関が発熱に対応可能となったこと。混乱の一因となった目詰まり解消が期待されます。もう一つは感染症とはその予防のみならず、重症化予防がいかに大切であるか。それには普段からの自身の健康状態把握がいかに重要であるか…を多くの国民が再認識(やや希望的観測ですが…)したことだと思います。かかりつけ医は心身共に健康面から人生をサポートする伴走者でもあります。当医師会は市民の皆様が安心安全で穏やかに暮らせるような地域作りのため誠心誠意協力する所存です。どうぞよろしくお願いします。
白山ののいち医師会会長 古澤明彦