角膜移植とアイバンクについて

目の見えない人々

    “物や景色が見える”ことが当たり前でない方々がどれくらいいらっしゃるかご存知ですか。
    全国で視覚に障害のある方は約40万人、そのうち角膜移植によって視力が改善すると考えられる方が約5万人おられ、石川県でも角膜移植を望んでいる方は70人(平成11年3月現在)おられます。
    しかし、石川県では実際に目を提供いただける方は年間5人から10人程度に過ぎず、角膜移植を受けられた方も平成10年には9人にとどまり、従って実際に角膜移植を受けられるまでに何年も待たねばなりません。

それでは角膜移植とはどのようなことでしょうか

    “角膜”とは眼球の最前部にある黒目の表面を覆っている透明な膜のことです。この角膜を通して光が網膜に達し、物が見えるのです。これが、病気やケガで白く濁ると光が通りにくくなり物が見えにくくなってしまいます。この濁った角膜を透明な角膜と取り替える手術を角膜移植といいます。
    すべての視覚障害者が、この手術によって視力を回復できるわけではありません。角膜が濁ったり、変型したために見えなくなった方に限られます。
    角膜移植で見えるようになるかどうかは、眼科医の診断によらなければなりませんが、適応があれば殆どの方(手術成功率90%以上)が見えるようになります。

移植に使う角膜について

    移植に使う角膜は、亡くなられた人の目から頂きます。角膜さえ透明であれば、近視でも乱視でも、また、白内障(そこひ)のある方でも差し支えありません。最近の手術の進歩で、昔は移植に耐えられないと考えられていた角膜(例えば80歳以上の御高齢の方)でも、安全に用いることができるようになりました。

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    目は決して売ったり買ったりするものではありません。しかし、提供くださる方の募集や登録、目をいただきに行く費用など多額の経費が必要になります。この経費は寄付金など皆様のご協力で運営しています。
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