地域産業保健センター事業の歴史ページ

 

石川県石川中央地域産業保健センター事業の歴史(前身を含む)

                        [石川労働局提供資料一部]

 小規模事業場の労働衛生管理の一層の向上を目的として、「地区労働衛生相談医制度モデル事業」が
平成元年[1989年]度から実施することとされた。
平成元年8月3日に全国27の地区労働衛生相談医制度モデル事業実施地区が指定され、石川県内では、
松任市 [現 白山市]の「石川松任郡市医師会 [現 白山ののいち医師会]」が選定された。
        平成元年9月4日付け基発第 480号[など]

中 略 …このため、平成元年度から実施している地区労働衛生相談医制度モデル事業の成果等を基に、
小規模事業場に働く労働者に対する産業保健サービスを充実させることを目的として、
「地区労働衛生相談医制度モデル事業」を廃止して、「地域産業保健センター事業」が設けられた。
        平成5年[1993年] 4月1日付け基発第 225号通達

地域産業保健センターの整備

[同センターは] 平成5年度に全国47カ所に設置された。石川県内では、石川中央地域産業保健センターが
設置され、松任市 [現 白山市]の「石川松任郡市医師会 [現 白山ののいち医師会]」に運営が
委託された。(※)

中 略

地域産業保健センターの運用充実

(1) 平成10年4月から平成17年度まで
 母性健康管理相談事業の都道府県女性少年室を郡市区医師会に委託し実施。

(2) 平成10年[1998年] 4月から
 全国24カ所で拡充センター開始。
 石川県内では、石川中央地域産業保健センターが拡充センターとして機能強化された。
 平成11年4月から拡充センターは全国47カ所(各都道府県1カ所)となった。

(3) 平成12年[2000年] 9月から
 地域産業保健センターの健康相談窓口を地域の医療機関に設置することを一定の条件で認める。
        平成12年9月26日付け[基安労 事務連絡]

(4) 平成17年[2005年] 10月から
 全国50カ所の地域産業保健センターで働き盛り層のメンタルヘルスケア支援事業開始。
 石川県内では、石川中央地域産業保健センターで働き盛り層のメンタルヘルスケア支援事業が開始された。
        平成17年9月29日付け基安労発第 0929001号

(5) 平成22年(2010年)4月から
 地域産業保健センター事業の受託が各地域産業保健センターから各県医師会や各県の
産業保健推進センター等に変更された。石川県は石川県医師会が受託先となった。
        平成22年2月2日付け基安労発第 0202第3号

(6) 平成26年(2014年)4月から
 地域産業保健センター事業の実施主体が「独立行政法人 労働者健康福祉機構」に変更され、
 石川県の受託先は、石川産業保健総合支援センターとなった。

 現在、石川県内には他に、加賀江沼地域産業保健センター、小松能美地域産業保健センター、
 中能登地域産業保健センター、奥能登地域産業保健センターが設置されている。

[新設年度順]
[  ]内は事務局による補足

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